ver.3 2003/4/29

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

GWということで思わず長文になってしまいましたが、どうぞ
お付き合い下さい。



構想22年(?)、小学生の頃の素直な感性を大切にして
感じるがままに、雑文を書いてみることにしました。

『ほっぺたセンサー』といいますか、動物的な本能に従った
視点にどうぞお付き合い下さい。

♪~ 皆様のご意見を心待ちにしております ♪~

平成15年1月25日
○○のほっぺた とりまとめ係 ○○△△

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☆~ ○○のほっぺた ☆~ ver.3 2003/4/29


GWに久しぶりに都内をドライブしました。
しばらく通らない間に、街が少しずつ変わりました。

慶大(三田)の近くの通りも、ここ何年も工事をして
いたのが、4車線開通です。

汐留もすっかり完成しましたし、六本木ヒルズも
丸ビルを上回る来訪者だそうです。

品川の開発も合わせ、首都(東京)の風水が劇的
に良くなればいいですね。

◇「森 泰吉郎」さんってどこかでお聞きになったこと
があると思います。
今、話題(?)の六本木ヒルズを開発した森ビルの
創業者です。
(不動産バブルの時は、世界一の大富豪と呼ばれ
ていました。)

私は、IT分野のスペシャリストの方々のお話を
お伺いする機会が多いのですが、この森さんは
最近良く耳にする「CRM」「SCM」をマンパワーで
実行した方だと、勝手に理解しています。

森ビルは、たった50年ばかり前に創業されたの
ですね。(あらためて、ビックリ。)
当時は港区で不動産業と米屋さんをされていました。

何がCRM、SCMかと言いますと、米の御用聞き、
配達の際に1軒1軒のお客様のデータを記録して
いくのです。
・配達から次の配達までの期間
・1回の配達の際の量
・家族構成(人数)
・発注の好み、・・・
お客様によってそれぞれ違うのでしょうね。
発注のタイミングなどが、
・給与日の2、3日後とか
・20日おきとか
で、お米がなくなりそろそろ配達を頼もうとお客様
が考えている、まさにその時に、
「奥様、お米の次のご注文は如何ですか?」
「今回も魚沼産コシヒカリを10kgで宜しいですか?」
とさり気なく声を掛けられたら、如何でしょうか?

受注予測の精度が高ければ、ゆとりを持って米問屋
さんにも発注出来るでしょうし、お店で抱える在庫も
最低限ですみます。

これで、掛け売り分のお支払いのタイミングも記録
しておけば、同様にベストのタイミングで代金回収が
出来ます。

他にも凄い商才(嗅覚、先見性、政治力、・・・)が
あったのでしょうね。とにかく半世紀で今の森ビルを
作り上げたのですから、

最近で言うと、愛宕山、プルデンシャルタワー、
そして六本木ヒルズ。

でも、今回の最近のPJTは森ビルには珍しくSCMが
機能しなかった様です。

「計画→土地取得→開発→分譲・賃貸」のサイクル
で時間がかかりすぎたのでしょうね。
森ビルでさえ、この有様だと考えますとバブル崩壊
の物凄さを改めて感じます。

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森ビルの執念と憂鬱--六本木ヒルズ
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/gen/244068


 4月25日、東京・六本木に新しい街が誕生した。街の名は「六本木ヒルズ」。東京ドームのグラウンド8つ分という広大な敷地に、オフィスビルや高級賃貸マンション、商業施設などが立ち並ぶ。

 昨年9月に開業し、半年で1320万人を集めた東京・丸の内の「丸ビル(丸の内ビルディング)」以上に話題を呼びそうだ。

 オフィス棟の最上階には美術館をいだき、有名ブランド店など120店舗が集う。和洋中の内外一流店約70店舗を揃えた飲食店。週末のオールナイト上映を実現した複合型映画館。旧毛利邸の面影を残す日本庭園。東京の新名所となりそうな話題を拾えば枚挙に暇がない。

 この再開発を主導したのは森ビルだ。東京・港区に賃貸オフィスビルを数多く持つ不動産会社で、「港区の大家さん」と呼ばれる。未上場企業ながら、街づくりのノウハウは競合大手不動産会社も一目置く。六本木ヒルズは森ビルの競争力の集大成でもある。

 再開発に着手したのは1986年。完成までに17年を要した。17年という歳月は森ビルに暗い影を落とした。森ビルは売上高の10倍近い7800億円という有利子負債を抱える。六本木ヒルズを作り上げる過程で負債が膨らんだ。一大プロジェクトの完成という華やかな話題の影で、金融機関は森ビルの巨額債務に恐れおののく。

 「六本木ヒルズが成功すればキャッシュフローは倍になる」と森ビルは見る。しかし、「2003年問題」に代表されるオフィス供給過剰問題は一過性の問題ではない。「優良な都市のインフラづくり」という旗印を掲げる森ビル。さらなる再開発に向け、土地を仕込み続ける。市況回復の芽がない中、街づくりの執念を貫き、憂鬱を晴らすことができるだろうか。


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製造業の分野で、中国脅威論が高まって久しいですが、
「安くて、早くて、うまい(技術力がある)」となると正直・・・。

虎の子と思えたDVDでさえこの有様で、近いうちにPDP
(plasma display panel)も中国企業による量産が出来て
しまう様ですね。

何百億など巨額の開発費を投下して、数%の特許料で生きて
いくしかないとしたら、結構しんどい話ですね。

最新更新時刻: 2003/04/28 16:05
東芝など日米7社、中国からDVD特許料30億円徴収
http://markets.nikkei.co.jp/news/tech/index.cfm?ref=1

東芝や日立製作所などDVD(デジタル多用途ディスク)機器
の特許を持つ日米電機7社は、中国でDVDプレーヤーを生産
する約40社から特許料を徴収した。徴収額は合計で約30億円。
輸出される中国製プレーヤーの約9割(台数ベース)について
徴収できたとみている。中国企業が特許料を払わず日本製の
ほぼ半額のプレーヤーを製造・輸出してきた問題は、今回の
特許料徴収で大きなヤマ場を越えた。

特許料を徴収したのは、東芝、日立、松下電器産業、三菱電機、
日本ビクター、米AOLタイム・ワーナー、米IBM。それぞれが
保有する特許を7社で共同管理し、米国などに輸出される
中国製プレーヤーについて、卸価格の4%か一台4ドルの
特許料を払うよう中国側に求めてきた。

これまでに約60社の中国メーカーと特許契約を結び、生産
実績を持つ約40社から特許料を徴収した。残り20社は今後
の生産開始に備えて契約を結んだとみられる。特許料を払った
40社は年間600万台程度を米国など海外に輸出しており、
中国からの全輸出台数の約9割が特許料徴収の対象に
なったもようだ。

 DVDプレーヤーの特許は、今回の7社のほかソニーなどが
保有している。中国メーカーは特許料を払わずにプレーヤーを
生産し、米国で100ドル(約1万2000円)未満で販売するなど
安値攻勢をかけ、日本製からシェアを奪っていた。今回の7社
のほか、ソニー、パイオニア、オランダ・フィリップスの3社も
特許の共同管理連合を組み、中国メーカーと交渉を進め、
特許料徴収に成功しつつある。

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最後までお付き合い有難うございます。(おまけです。)

トヨタ車そっくり 北京市内でブーム(写真)
http://j.people.ne.jp/2003/04/23/jp20030423_28243.html

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おまけのおまけ。

しかし、今回のSARSは、タイミング的にも、対象地域としても
絶妙だと皆さんはお感じになりませんか?

<新型肺炎>
道路を掘削、盛り土 北京市周辺の道路で通せんぼ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030429-00000058-mai-int


♪~ 皆様のご意見を心待ちにしております ♪~

☆時期は、決めておりませんが大体2ヶ月に1度の頻度でしょうか。
『ほっぺたセンサー』が何か感じましたら、今後も不定期でお送り
させていただく見通しです。

ご送信先の変更、中止などのご希望がございましたら、Mailにて
ご連絡をいただければ幸甚でございます。


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